植物手帖
モンステラの冬越し準備は大丈夫?室温や水やりなど管理方法を紹介
2024/11/09に公開
2024/11/09
#育て方コツ
はじめに
大切に育てているモンステラの冬越しに不安を感じていませんか?
私も以前は冬の管理に悩んだ一人です。
この記事では皆さんのモンステラを、寒い季節も元気に育てるためのポイントをお伝えしていきます。

モンステラってこんな子
まずは私たちのモンステラについて少しお話ししましょう。
モンステラは熱帯の森が故郷。大きな切れ込み入りの葉っぱが特徴的な、とても魅力的な植物です。
日本の冬は少し苦手ですが、適切なケアがあれば問題なく乗り越えられます。
お部屋の中の快適空間づくり

温度は大切な友だちへの思いやり
モンステラさんは15℃以下になると少し不快に感じ始めます。
理想的な室温は18〜24℃。暖房は必要ですが、直接温風が当たると葉っぱが乾燥してしまうので、優しい距離感を保ってあげましょう。
水やりは「様子を見ながら」
冬は休憩期間。
人間も冬は少しゆっくりしたくなりますよね?モンステラも同じです。
- 土が乾いてから2〜3日後くらいが水やりのベストタイミング
- お水は優しい室温に近いものを
- 鉢底から出る程度でちょうどいい具合
光との付き合い方
お日様との関係も大切です。
南向きか東向きの窓際で、カーテン越しの優しい光が理想的。時々短時間の朝日浴びも、モンステラさんには気持ちいいものです。
冬の困りごとへの対処法

乾燥対策はみんなで協力
寒い季節の室内は、暖房で乾燥しがち。これはモンステラさんの大きな悩みの種です。
- 週に2〜3回の優しい霧吹き
- 加湿器のサポート(湿度50〜60%がベスト)
冬眠中のお世話
この季節、モンステラさんは少し休憩モードです。
肥料はお休みにして、必要最小限のケアに専念しましょう。
- 10月から2月は肥料のお休み期間
- 枯れた葉っぱは優しく取り除いて
- 新芽が出始めたら、少しずつ春モードへ
困ったときの対処法
もし以下のような症状が出たら、モンステラさんからのSOSサインかもしれません。
- 葉っぱが黄色くなってきた → 水のあげすぎの可能性があります。
- 葉っぱが茶色く → 乾燥や寒さのサインです。
春に向けての準備
寒い冬も終わりに近づくと、モンステラさんも少しずつ活動的になってきます。
- 新芽の観察を始めましょう
- 水やりや日光浴を徐々に増やしていきます
- 必要に応じて新しい鉢への引っ越しも
おわりに
モンステラさんとの冬越しは、日々の小さな変化に気づいてあげることが、何より大切です。
皆さんも、愛情を持って接してあげてくださいね。春が来たら、きっと美しい新芽で応えてくれるはずです。