植物手帖
観葉植物を元気に!室内の光不足解消と育て方
はじめに
観葉植物を部屋に飾っている皆さん、植物は元気ですか?
枯れている、萎えている、間延びしている…大切に育てているのにどうして…という経験をした人は少なくないのでしょう。
植物の状態悪化には様々な理由がありますが、中でも多いのは「光不足」です。
この記事では「光不足の解消法」と室内で観葉植物を上手に育てるためのコツをご紹介いたします!
観葉植物を元気に育てるには
植物を上手に育てるためには植物のことを知りましょう。元気に育てるに必要な要素は3つあります。
観葉植物が育つ三代要素
- 光
- 水
- 栄養
この3つが適切に揃うことで、元気すくすく育ちますのでまずはこの3つが足りているかを確認しましょう!
今回は光(日当たり)の問題に絞って話をします。
光は植物が光合成を行うのに必要になり、光合成をすることで栄養素を作ることで元気になります。
しかし、光があたりずらい場所に飾っていると十分に光合成が行えず、成長が遅くなるだけでなく、葉っぱが変色したり、茎や枝が間延びする「徒長」が起きてしまい、観葉植物の見た目が悪くなってしまいます。
植物用ライトを当てて光合成を!
室内の観葉植物はどうしても日光不足になりやすいです。
そんな時は植物用のライトの導入し、光を補ってあげることで元気に育つようになるでしょう。
人口のライトでも植物に必要な光の波長を当てることで、光合成を行うことができます。
光合成に必要な光はPPFD値が10〜500μmol/m2sほど必要で…
可視光線の青色(400〜500nm)と赤色(600〜700nm)で……
とかなり専門的なので下記記事をぜひ参考に!
参考サイト:植物育成に重要なPPFDを解説!
植物用のライトの選び方
ライトの選び方は『おしゃれさ』と『機能性』のバランスを考慮し、あなたの植物にぴったりのものを選んでください。
おしゃれな見た目で選ぶ
インテリアとして飾っている観葉植物の近くに見た目の悪いライトがあると落ち込みますよね…
おしゃれでインテリア性を損なわない見た目のものを選ぶことで、空間全体の雰囲気が向上し、植物への愛着もさらに湧くこと間違いなしです!
機能性
機能性で選ぶ場合は、以下の点に注目すると良いでしょう
- 調整機能
- 角度調整:植物の成長に合わせて光の当たる角度を変えられるものが理想的です。
- 明るさ調整:季節や時間帯に応じて明るさを変えられると、より自然な環境を作れます。
- タイマー機能
- 自動ON/OFF:毎日決まった時間に点灯・消灯できると管理が楽になります。
- 複数の時間設定:朝・昼・夜で異なる明るさを設定できるものがあると便利です。
- 光の種類
- フルスペクトルLED:太陽光に近い光を再現し、植物の健康的な成長を促します。
- 青色・赤色LED:光合成に特に効果的な波長を集中的に与えられます。
- PPFD
- 植物の種類に応じた適切なPPFD値を持つライトを選びましょう。
- 一般的な観葉植物なら10〜100μmol/m²/s程度、より光を必要とする植物なら100〜500μmol/m²/s程度が目安です。
これらの機能を考慮しながら、あなたの植物と生活スタイルに合ったライトを選ぶことで、より効果的かつ効率的に植物を育てることができます。
おわりに
観葉植物を室内で育てることは、時に難しく感じるかもしれません。
しかし、適切な光、水、栄養を与えることで、植物は驚くほど生き生きとしてきます。特に光は植物の成長に不可欠であり、室内環境では特に注意が必要です。
植物用ライトを導入することで、光不足を解消し、植物の健康を維持することができます。
適切なケアと愛情を持って接すれば、あなたの観葉植物はすくすく元気に育ちます!植物との新しい関係を楽しんでください!